六つ目の象
気がかりな…いや、なんとも妙な感じのする夢からオレが目を覚ますと
六つ目の白い象がベッドのオレの真上に浮いていた。
この象は以前別の夢の中でも見たことのある象だ。
だからオレはこれも最初は夢だと思ったんだ。
でもそれはどうやら違っていて、象は消える気配が全くなかった。
しばらく観察していたが、象に何の反応も見られない。
常にオレの真上に浮いているだけだ。
どうしようもないので、今日はもうこのまま朝食を済ませて病院に行こうと思う。
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