本名チューチュエⅥ世。
赤の力、火と夏を司る。
他の四神が代々襲名に相応しい実力者に青龍、玄武、白虎の名が与えられるのに対し、
彼女だけは６代連続で同一人物である。
六百年前、自らの魂魄と宝貝“炎帝神農”を融合させる事を試みた結果、
宝貝の能力を身に宿すのみならず、転生後も前世の記憶、能力を引き継ぐ事が可能となった。
鳥族である事以外は生まれ変わる毎に異なるが、
宝貝の影響か、性別に関わらず後天的に羽毛が赤く、炎のように変化。
五回に渡る転生を経て彼女の神通力は龍族の領域さえ超えるポテンシャルを得ていた。
生まれ変わりは代々カサンドラ家により予言される。
情熱的かつ奔放な性格で、生まれ変わる毎に性別も変わる為バイセクシャル。
Ⅵ世は酉部隊従士クマノと恋人関係だった。
宝貝“炎帝神農”は元々松明状であり、
炎に意識を巡らせ意のままに操る―肉を焼かずに骨燃やす事さえ可能なものだった。
チューチュエの魂と共に成長した結果、宝貝の能力も変化。
魔力に穢された呪物さえ浄化する、癒しの炎さえ操る事が可能になった。
彼女の存在により来世は証明されたが、残念ながら死後の世界の記憶は残らないらしい。
第二次総力戦にて大罪者スペルヴィアの2の姿に焼き尽くされ死亡。
現在、その後の転生先は予言されていない。
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