キュウキ(二代目)



翼を持つ虎の姿をした魔獣。

元、十二神将三十六禽寅部隊従士の裏切り者。


従士時代は“天騒是空”(テンソウゼクウ)という名の、

風による奇跡を起こせる宝貝(パオペエ)を使い、戦闘における後方支援を担当していた。

現在は宝貝を依代に魔力を注ぐ事で穢し、万物の温度を奪う魔風を操る呪物へと変えた。

現在呪物は身体と一体化している。

元々、宝貝を扱える類稀な才能と実力を持ちながらも、根が打算的かつ小心者で、

実力がありながらも隊長へと昇格出来ない現状に不満を抱いていた。

大罪者の出現を転機に裏切りを画策。

第二次総力大戦において暗躍し、当時欠番だった四凶・キュウキとしてデビューを果たした。

本名はイコテン。

策謀には必ず未部隊長モーガンの休眠期を狙うなど、非常に狡猾。

また出世欲が強く、ゆくゆくは四凶のリーダーになってやろうと計画している。

結果的に見れば彼の鞍替えは成功だったといえるだろう。

第二次総力戦において大罪者達は初めて“2の姿”を現し、四神獣・十二神将三十六禽は多くの犠牲と共に敗戦する事になった。


因みに先代キュウキは第一次総力大戦時に黄龍・コージンに討ち取られ、その後欠番となっていた。

牛のような姿の怪物だったという。





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