白虎
本名シロボシ・コテツ。
白の力、金属と秋を司る。先祖代々鍛冶屋を営むシロボシ家の娘。
彼女は自分の名があまりにおっさんくさい為、苗字で呼ばれる事を好んでいた。
見た目によらず武闘派タイプではなく、主に後方支援と、白の力による武器制作に携わる。
彼女の作った刀剣は丈夫で質が高く多くの作品が十二神将三十六禽の装備に採用されており、多くの戦士が愛用している。
特に寅部隊体調ナオトラの扱う刀“虎徹”は、彼女の作品の中でも最高峰と名高い。
あえて自分の名を与えている事から見ても、彼女自身も会心の出来と思っていたようだ。
大量生産品の装備の多い戌部隊においても、コンバットナイフだけは彼女の作品が隊員に支給されており、
未だ現存するナイフは隊員の間で大切に引き継がれている。
神器カナヤマサマは代々シロボシ家に伝わるもので、
シロボシ家の守護神のようなもの。使役者の白の力を動力とする自動操縦型で、シロボシ家当主を護衛する。
コテツは戦闘員ではなかったが、カナヤマサマによる戦闘能力は非常に高かった。
金属性質の如意が常に流動しており、様々な形に変形可能。
更にカナヤマサマの能力射程内の金属を自身の一部として命令、操作が出来る。
第二次総力戦において混乱する戦況の中、兵士達を護る為前線で戦うが、
大罪者アヴァリシアの2の姿の能力により白の力とカナヤマサマの能力を全て奪われた。
第二次総力戦における多くの犠牲者がそうであったように、現在も遺体は確認されていない。
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