強欲の大罪者アヴァリシア



アヴァリシアは悪しきお嬢様だ 彼女には欲しいものがいつもある

そしていつも手にいれずにはいられない

彼女は手に入れるためならば手段を選ばない

例えばそれは高価な品々

例えばそれは誰かの大切なもの

例えばそれは世界の唯一無二のもの

彼女は貪欲に求める

彼女は貪欲に求めてやまない

その癖彼女はすぐ飽きる

何を持っていて 何を持っていないかに気付いていない

その癖彼女は全てを所持していると思っている


恐らく彼女程満たされない者は他にない



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